讃岐うどんの体験記をチョイスしてお載せします…みなさん御一緒に
”うまひゃひゃ讃岐うどん”にはまりましょう!

VOL6 "おばあちゃんとうどんツアー篇”(2003年4月)
   
2003年4月 
 仙台のおばあちゃん(以後、大きいお母さんと呼ばせて頂きます。ちなみに、妻は小さいお母さん)が、2年ぶりに四国へ…。
 高松空港まで迎えに行ったついでに、初の”うどんツアー”へ。
 先ずは、近場の、
”さぬきうどんの聖域”こと、”山越うどん”へ…。
 柔らかめの麺が好きな”大きいお母さん”は、
”あつあつ”を、さぬきうどんの麺のコシをこよなく愛する私は、”ひやひや”を…同じ麺でも、ぬくめたのと冷やしたのとは、これ程食感が変わる事を、体験して頂きました。
大きいお母さん&小さいお母さん in 山越
 それにしても、何時行っても、山越えうどんの、澄んでシャープないりこ出汁の味は見事です!…さすがは
魔法の水でつくったスープ! (^-^)v
 麺も、適度なコシと、モチッ、ムニュ感は、はまります。店員さんが増えたようで、ムラがなくなったのは万歳です…味の維持を祈ります。

軒下で食べる山越

 次に、前に高松市内で食べて
”びっくらこいだ”松下へ。
 あの
もちもち感のコシある麺と、山越うどんのような、いりこ出汁の澄んだスープを、もう一度と、ウキウキしながら…。
 何を隠そうこの松下、このうどんのページのTopページにリンクしている香川うどん屋さんランキングで、No1のお店なのです。
 今は無き、
伝説の宇高連絡船の立ち食いうどんを彷彿させる事でも有名な、立ち食いのうどん屋さんです。
 中華そばあったかなあ?
午後だったせいもあるのでしょうか?
…前とは違い「ちょっとガッカリ!…それとも波があるお店なのでしょうか?
(o_ _)oドテッ!
でも、「味は、日々進化している店」という話も聞きました。また行きますね。

 その後、大きいお母さんの思い出の場所だという
栗林公園…。
  


綺麗な〇△◇*…。σ(--#)

 
さて、土居に到着してから、3年間膝の痛みと闘ってきた、大きいお母さんの為に、お灸を据え( (・_・)☆ヾ(^^ ) ←このお灸ではありません)、ストレッチを教えてさし上げ…。
 それにしても、膝曲げストレッチをしてあげた時の大きいお母さんの姿が忘れられません。
 
目を白黒させ、口をタコのようにすぼめ鳩のようにポッポッポッと息を吐く度に横を向く…あれは一体何なんじゃ。

 そんなこんなの数日が過ぎ、仙台に帰る日が来ました。仙台ではお爺ちゃんが首を長くして待っている事にハタと気づいた大きいお母さんは、大嫌いな飛行機に再び乗る決意を固めたのでありました。

 さて、帰りしなに再びうどんツアーとあいなりました。
讃岐富士の麓にある、飯山町の”中村”へ…。
 このお店、自分で
ネギ切って来て刻んで入れる完全セルフの店として余りにも有名!
 しかも、
頑固オヤジの店とくりゃ、私もセルフの店に慣れるまで半年は足を運ぶのをためらった店です。
 しかも、初めての人は、
よう辿り着かん場所にあり、店に入る狭い道の曲がり角には、行く手を阻むかの様に置かれているドラム缶。もう1つ言わせて貰えば、看板は無い、のれんが1つおまけに店はトタンの掘っ立て小屋の様な所で…。 
 (-_-#)ピクピク
 これだけ人の侵入を阻むシチエーションが整っているのが良いのでしょう。日本全国のナンバープレートをつけた車が集まること〜。 
 最近、息子さん?も、麺を打つようになって、味のムラが目立っていた中村ですが、この店には、
”絶対に背を向けられない、魔力の麺”が…。そう、あの細くねじれていて、噛むと、グミキャンディーの様な歯ごたえの麺です。
 喉ごしも軽く、うどんツアーの最後によっても、おかわりできる店なのです!
(注:そこで生まれるうどん腹)
トタンの壁がリニューアルされていました!
 
その日のうどんの出来はGood…しかし、この美味さが後の大騒動を生むのです。
 
余りに美味いので、「もう1杯」と並んでいたら、目の前で売り切れ!…ちょっと待って湯がき立てを頂きました。これが、もう「ドピューン」の美味さ。過去最高の中村の味でした。1杯目で既にお腹一杯とダウンしていた、大きいお母さんにも1本だけ、その味を味わって貰い。いざ高松空港へ!
 しかし、このおかわりの時間が、大きな意味を持っていた事を20分後に知ったのです。
 既に到着している筈の時間なのに、まだ15分はかかる位置を走っている事に気づいた時、初めて自分達の間違いに気づいたのでした…。
 焦る思いを落ち着かせながらひた走りつつ…。「今、出来る事は?」そうだ空港に電話をかけよう。JASの優しいお姉さんに「今向かっています」とだけ伝え、ダメもとで走りつつけ、日頃の良い行いのせいでしょう?
o-_-)ノ⊂■)゜O゜)!!

 離陸14分前で何とか空港へ…。ホントは。これ1分オーバーになるのです。
(皆さん20分前には空港へ!)

 別れを惜しむ間もなく、大きいお母さんを機内へと送り、お客を送る時、恒例の、服を振り回しながら屋上を走るパフォーマンスで母を空へと送ったのでした。
 巡り合わせが悪いのか、普段の行いが悪いのか?…大きいお母さんは、悪天候で揺れる飛行機の中、1時間祈り続けていた様です。

 小さいお母さんは、1階に向かう空港のエレベーターの中
「私1階についたら、私トイレに行くからね」と
威張って言うのでした。  ('_'?)ほや?
 こうして、訳の分からない。
おばあちゃんのうどんツアーが幕を閉じたのでした。くわばら、くわばら…。
   
さぬきうどん日記
直線上に配置
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VOL1 ”おそるべき讃岐うどん”との出会い篇(2000年9月〜2001年5月)
VOL2 ”おそるべきさぬきうどん”巡業?篇(2001年6月〜2001年9月)
VOL3 ”おやじの"うんちく"?篇(2001年6月〜2001年9月)

VOL4”某 佐○先生のうどん腹篇” (2001年9月)
VOL5”四国教区うどんツアー篇” 第1章
(2002年11月)
VOL6"おばあちゃんとうどんツアー篇”(2003年3月)
VOL7〃四国教区うどんツア−篇〃第2章(2003年6月)
VOL8 UDONツアー再開!(2006年9月)
VOL9 UDONツアーに行ったお客さん達&お店紹介と地図