主の御名を賛美いたします。
 この度、新教会堂を献堂することの恵みのゆえに主に感謝します。iまた、ここに至るまで祈り、ご支援くださいました全国の諸教会と主にある多くの兄姉に御礼申し上げます。
 旧教会堂は50年弱の年月を通して多くの兄弟姉妹たちによって共に集まり、礼拝し、宣教する場として用いられてきました。しかしながら、今後の宣教のことを考えると会堂の老朽化、その他から、会堂建築は長年の避けられない課題でありました。場所の移転も考え、不動産屋を通じて新たな土地購入に至りそうになったこともありました。
 さて、当教会は長年にわたり駐車場のことで不便さを感じておりましたが、1997年に隣接地約128坪(借地権)を購入することが出来、一同、主の奇しき御業に御名を崇めました。備着金はその分、少なくなりました耽以降も、幾度となく会堂建築の案件が持ち出され、また、ヴィジョンを語る会を行い会堂建築の構想について話し合ってきたということもありました。しかし、案件内容や、資金、その他の要因によって教会内の一致に至ることはありませんでした。実現にはほど遠かったのです,そういった現実の中、焦燥感を持っていた教会員も多くありました。
 上記の推移からして教会堂の建築は不可能であったというのが本当のところでした。しかし、一言で言えば、ただ主の不恩義な導きのうちに、2002年度の教会総会において教会堂建築の決議がなされました。長い年月の中での新しい一ページが開かれたのでした。以後、会堂建築委員会が現在に至るまで積み重ねて行われ、建築についての多くの事々を学びつつ、種々の協議がなされてきました。設計士の方には
実に多くの労をとっていただきました。教会堂建築のあるべき姿を真摯に追及し、献身的に力を注いでくださったからこそこの教会堂は完成したというほかありません。また、建築業者はこの建築に際し、まさに損益を顧みずにただ主の御名の崇められることを願いつつ請け負ってくださいました。いずれも私どもの想像を超えた犠牲が注がれていたということを忘れることはありません。
 2004年春から工事が開始され、同10月に教会堂建築は完成しました(経緯については別頁にて)。私どもは10月17日、新会堂での第一回目の主日礼拝を入堂感謝礼拝としてささげました。その時の感動は計り知れないほどのものでした。
 決して大きくはありませんが、しかし、色々な意味で美しい教会堂に仕上がったと思っています。そして、この建て上げられた新会堂が主イエス・キリストの福音のために用いられていくことを願っています。
 教会員一同、このことのために精一杯の努力をいたしましたが、私どもの思いを超えて全国の教会、ならびに兄姉よりご支援をいただきましたことを最後に重ねて御礼申し上げます。


(E-mail)niihamach@jhcs2.org