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               マロン通信
 
 家族が増えました…2000年10月30日に学校に3匹の捨て犬があり、一番小さく、震えていて、その夜を越せそうもないイヌを夜拾って来ました。生後7週間位(身長20p体重1キロ)の柴犬っぽいイヌでしたメスです…茶色で拾われた所から”マロン”と名付けました(栗拾い?)。
 おかげさまで寝不足〜-y(^o^)..oO○ぷふぁ〜
でも、こういう時、100円ショップは揃うので助かります…ハイ 
 子供達も良く面倒を見てくれて、お姉ちゃんに成って来ているのがわかります。
 顔を舐めさせていると、生えかけた小さな尖った歯で、唇や耳たぶを噛んでくるので痛いと叱ると顔を突っ込んで舐めに来ます…何の悪気も無いんですね!
 ほんでもって、悪気の無いついでに新聞の敷いてない所につつ…と走っていってチッコをします。
6日目で初めてトイレでチッコしましたが、偶然だったのか、相変わらずチッコとウンコの後始末に追われまくっています。
 
1週間経って、体重は1.5倍の1,5キロ、身長は2倍弱の34pに成りました。
今、アニマル・セラピーってホントなんだなと実感している家族全員なのです
      マロン通信その2

 
マロンは、歯が痒くて〜噛みまくりで怒られ放しです。
わん
ぱく120%ですが、本当に可愛いもんですね。
家族の頭の中は、マロン、マロン、マロン、マロン、マロン、マロンです。
    m(~o~)mかわいい〜
疲れもしますが、思いっきりアニマル・セラピーしてくれています。
1週間経って、体重は1キロ→1,6キロです。

  
 (^o^;...   飼い主に似てくるのでしょうか?
トイレも少しづつ覚え始めている様です? (・・?!んっ??

 ・最後に下の子小2の成美がマロン病にかかりました。

成美は、朝はまん丸親分(寝起きが悪く、朝、わがまま親分の様に暴れる日々でした+まん丸い子なので、まん丸親分と名付けられました)でしたが                         
 最近は、マロン病にかかり、6時過ぎに起き出し、散歩をさせ、餌をやり、家族にだし巻き卵…美味いんです(^-^)を作って家族が起きて来るのを待っているのです。
 何時まで続くか分かりませんが…娘の成長を今は素直に感謝しようと思います。
近所の方々とも、マロンのおかげで今迄の7ヶ月よりも、1日でお話がいろいろ出来ました。
 そんな訳で、家族の1員となりきったマロンの報告でした。

     マロン通信その3
マロンが大きく大きくなりました。そしてわんぱくになりました。
 家族になって3週間、おそらく生後2ヶ月を超えました。
身長30p→42p 体重1060グラム→2s
お医者さんが「うーん重い」と言いました
     (-_-;)まずい
 マロンのリベンジ
 つい先日、マロンが寝室まで入って来るので、入って来ない様に
寝室のドアの所に”犬を寄せ付けないスプレー”をしておいた所、マロンがその前で、しばらく「クンクン」ないた後諦めて自分の寝床に帰って行きました。
その廊下は暗く、私が出てみるとなんかくろい細長い物体が落ちていました。
またマロンが子供のゴムでもくわえて来たのだろう、と思い…持ち上げてしまいました。なんか、手の感触が”ムニュッ”という感じがしてよく見てみると…な・なんとそれは「う・ん・こ」
「きゃ〜!」という悲鳴だけが、わびしく暗い廊下に響き渡りました。
当のマロンは熟睡中!その時初めて「これはマロンのリベンジだ」と悟りました。

恐るべしマロン!          聖子

  マロンのダイビング
 公園に家族で行った時、マロンがお父さんやお姉ちゃん達の後を喜んで追いかけて行ったのです。マロンの前に、下りの階段、脇に茂みがあって、何を思ったのかマロンは茂みの方へダイビング!
「キャン」という声と共にマロンの姿がドボドボドボと消えていきました。たぶん草むらと間違えたのでしょう…
まだまだ経験不足ですね…マロン!
  
  マロンの友達 
 マロンに友達ができました。となりのシャム猫風のらネコです。
となりには、のらネコが3匹いて、親分とクロとシャムと勝手に名前を付けています。親分はマロンが行くと「シャー!」と牙をむいてきます。クロはそそくさと逃げて行ってしまうのですが、シャムだけは、マロンの相手をしてくれるのです。

相手といっても、マロンが上に乗ったりシッポをかんだり…マロン
なりにじゃれているのですが、それを上手に受け止めてくれています。
だから、マロンはシャムが大好き!シャムの方はわかりませんが…
とにかく、マロンの唯一の友達です

       それからのマロン
 マロンが、我が家の一員になって半年が経ちました。
今は、完全に我が家の三女で、夜も一緒に寝ています。

 
体重は10sになってしまいました。小さな頃の写真は懐かしい思い出になってしまいました。

先日、避妊の手術もしました…可哀想だったけど。

捨てる命は造りたくないので…ゴメンネ・マロン!

 マロンは、親ばかかも知れませんが、結構賢くて、優しい犬です。毛並みも良い美人さんです。
 でも、夜、寝ている時、お父さんが、しつこく「マロンちゃ〜ん」と可愛がって来るので、
お父さんを、少し避けてます。
レディなので、しつこい人が嫌いなようです。

 マロンは、犬が欲しくて家族が祈り続けていた時、与えられた犬です。
マロンが来るまでの3ヶ月間、学校に馴染めず、熱が下がらなかったお姉ちゃん
が、たちまち癒されました。お父さんも、マロンのおかげで元気になりました
家族も、協力しあい、更に、仲良くなったかなあ?

2001年、4月末のマロンでした。

      
         空を飛んだマロン        
 5月、お仕事で上京する事になりました。
マロンは、どうなってしまうのでしょう???
 仙台南光沢教会員のKくん&Mさんの結婚式出席する為、仙台に帰る事もあって、妻、聖子さんの呆れた視線を背に、いったん飛行機で仙台の実家にマロンを連れて行く決心をした、和幸お父さんでした。

 
仙台ー高松間のJASは(火)(金)(日)の週3便あり、2ヶ月前なら、火曜日便に限って1万円という格安で行ける様になりました…犬には全く関係ない事です(火)〜(火)の8日間になるとペットショップより、飛行機に乗せた方が遙かに安い!…というお父さんの決断でした。

 と言うのは言い訳で”離れたくない”という、お父さんの本音をしっかり見抜いていた妻、聖子さん・・・あなたには勝てません!
そんな訳で、マロンは生まれて8ヶ月で空を飛んだ犬になったのでした。  
Good Luck
空を飛ぶ前、芝生から、飛行機が飛ぶのを興味深そうに見ていたマロンでしたが、ケースに入れられるとキュンキュンと不安そうに鳴いていました。
 高松空港では、番組で日本一周中の”よゐ子”の濱口さんが、ぬいぐるみを着て、搭乗待ちをしているのを見つけ、大騒ぎでサインを貰っている家族の事など知らず、唯、暗い荷物室で離陸を待っていたマロンでした。
離陸前の高松は、23度、着陸した仙台は、ナント7度でした。 
   (・・;)めがてん
 寒さのせいでは無いとは思いますが、飛行機から出て来た彼女は、ずっと震えていて、まるで”借りてきた犬?”でした。


       マロン帰っておいで

 
いよいよ、仙台のお家に到着したマロン…庭もあり、大喜びでした。でも、一番嬉しかったのは、コロがいた事でした。
 
コロは、今年8才?のオス犬ですが、心優しい犬です。ネコのメリーは、マロンが居た8日間は、奥の部屋から出て来ませんでした。
 さて、彼コロ…1年見ない間に、2倍に太っていました。まるで「自分を見ている様だ」とは、和幸お父さん。

 まだまだ子供のマロンは、コロ叔父さんに、8日間”がじゃもじゃ”とまとわり続けました。

 
でも、コロは、おばあちゃんに「マロンが来たら、良いナイトになってね」と頼まれていたせいでしょうか?
 ホントに優しく、マロンの相手をしてくれました…やせる思いをさせて、ごめん…コロ! 
 


 楽しい日々は、あっと言う間に過ぎ、土居に帰る日となりました。
マロンは、コロにお礼を言って、空港から高松へと向かいました。
 飛行機は、1度経験した筈なのに、震えながら出て来たマロン。でも、今回は、もう1匹わんちゃんが乗っていたので、何か話していたようです。

 
仙台は13度でしたが、高松は26度、日差しは真夏、半袖の人が目立ち….。     w(゜o゜)w
 帰り道、讃岐うどんに寄った家族から、うどん3本をお土産に貰い、マロンも讃岐
うどんを美味しそうに食べていました。
 土居のお家に帰ったマロンは、安心したのでしょう…死んだ様
に眠っていました。 どうやら、コロも死んだ様に眠っていたようです。
 でも、コロは2日目からマロンを探し回り、雨の中、マロンの帰りを、ずっと外で待っているとか…胸キュンです
。 (・・、)ヾ(^^ )よしよし
 マロンは…???ですが。 
           
2001年5月のマロンでした
      う〇こ蛇
 
百合香と成美がマロンの散歩に行きました。爽やかな風と雄大な山を前にして、田園の中を散歩していたそーな!
 
雰囲気をガラッと変えまして…マロンは他の犬の糞の臭いを
嗅ぐのが大好きです。 
 
ふ〜ん  (・_・)☆ヾ(^^ )なんでやねん!!
 その時も、爽やかな風を受け、アルプスの少女ハイジばりに散歩をしていたマロン…ふと、現実にかえり、クンクンとう〇この臭いを嗅ぎ出したのです。
 そこで百合香おねえちゃんは、また始まったと引き離しました…と、ところが、その”う〇こ”に目があったのです「ギャ〜」…。
 な、なんと、それは,トグロをまいた”ヘビ”だったのです。 子供達には”ヘビー”な出来事だったようです!  
   2001年・5月末日


    勘太郎?
 
マロンは
、チビだった頃、登下校中の女子中学生に可愛がられて育ちました。そんな訳で”若いお姉さん”が大好きです。何故か、若くないお姉さんには吠えるのです。
 先日、女子中学生が通りかかった時、ワン(こっち向け)と吠えた後、クンクンないたのです。
 お姉さまは、ハッとマロンの方を見て「おっ、勘太郎!」と言って去って行かれました。
「勘太郎」…お前の事だよ、マロン! でもなあ、お前、女の子だったよなあ…。 2001、6月中旬

      お化けに会っちゃった?…散歩
 
会っちゃったのです。
そう…夏の風物詩・・・
”お化け”に!!!

 私が4日くらい前、夜、マロンの散歩に行った時の事。
暗く広い田んぼの向こうに或る、遠くの家の灯りの前に黒い人影らしきものが…?

 遠くなのに異様に大きい人影で、家の灯りが滲んで揺れる…そう、千と千尋が迷い込んだ街を歩いていた影達の様に…。
 マロンも全身の毛を逆立てて「ウ〜」と呻っていました。
 お化け慣れしている私は?(いえ、決して聖子さんがお化けだなんて申しておりません)。
嫌がるマロンを引っ張って行ってみたら…何もありませんでした。
気のせい?…と思いこみ帰宅したのでした。
 そして、数日後の夜、私と同じ所を散歩していた、聖子さんは、耳の後ろから”
ふう〜 と息をかけられたのです。振り向いても暗闇で誰もおりません。
「キャ〜」と叫ばない所が、
年の功…沈着冷静に「キリストの御名によって命じるサタンよ。退け〜」と祈って、帰路に就いたのでした。
 でも、夜、怖くて眠れなかった所が「可愛い〜」…と言う体験でした。

 お年を召されて初めてお化けを体験された、聖子さんのお話でした。
 2001年9月
   
  切ない秋の夜!
 
 仙台に赴任した年、当時、大学の学びの為、在仙中だった”久米恵子さん”という、優しく素直な女の子と出会い、3年間に渡る楽しいお交わりをさせて頂きました。

みんなに
”久米ちゃん”と親しまれていた彼女には、幼かった娘達もお世話になり大好きなお姉ちゃんでした。

 そんな
”久米ちゃん”の結婚式が、今日9月22日に松山教会でありました。
  
また、四国でお会いするなんて!…という 喜びと共に、身内が結婚する様な淋しい”複雑な中年心”を胸に”土居”に帰って来た頃、既に、空は真っ暗でした。

  さて、家族の帰りを待ちくたびれていたマロンは、我を忘れてペロペロ舐めにきてくれました。

 そんなマロンを見ると、疲れを忘れて「さあ、散歩でも行こうか」と少し、肌寒くなった夜の散歩へと出かける事にしたのです。

 外は、降る様な星空、思わず見とれていると…

(聖子さんではありません…あしからず) ( -.-)/☆( +.;)ポカッ

星を遮る様に、V字の灰色のものが飛んでいくのです。

良く見ると、今から南の国に帰る
”渡り鳥のV字編隊”だったのです!
  
散歩中、空を見上げていると、暗い空高く、次々と、渡り鳥のV字編隊が飛んで行きました。

初めて見た光景に…
「気をつけて帰れよ〜!また帰っておいで!」と心の中で祈っていました。
    
「頑張れ〜」という思い”もの悲しい切なさ”を味わった、秋の夜のマロンの散歩でした。
                  2001年9月22日

 
  トナカブー!?
 
 
さて、マロンは怒ると「ブー」と鳴くのです!?

噛まないので、子供達に面白がって「ブー」と鳴かされている内に「マロン」とは滅多に呼ばれなくなり「ブー」と呼ばれれる様になりました。

良くて「マロブー」です。

 でも、お父さんだけは「マロン」と呼んでくれるので最近は、お父さんにカラダをつけて眠ります…。

 今年もクリスマスがやって来ました。サンタクロースの季節です。我が家には毎年夜中にやって来るサンタクロース!
  
 毎年、見ようとイヴの夜には寝付けない子供達…今年も見る事が出来なかった様です。

とは言うものの、小6のお姉ちゃんは、そろそろ信じなくなって来たので来年は来なくなりそうです。

 25日のクリスマスの夜、教会のサンタクロースの衣装を見つけ出したお父さんは、1度サンタを見せてあげようと、食事中にサンタクロースに変装して登場の企てを…。

しかし! ズボンをはいた時、パンパンだったので「あちゃ〜」と思った時、 「ビリッ」っと不吉な音が!   w(゜o゜)wおおっ!!

気を取り直したお父さんは、マロンをトナカイにして(トナカイのカチューシャは100円ショップで探したのですが売り切れでした。)…でも、茶色のマロンはトナカイにピッタリなんです!
    
鈴を鳴らしながら階段を上って行った、おとうサンタとマロン…突然の登場に一瞬唖然としながら、次の瞬間、ピチピチパンツのサンタクロースに大受けの子供達でした。

でも、マロンはなんのこっちゃ分からず”ウロウロ”しながら、受けてる事だけは気づいていた様です。

そんな訳で、マロンは、その夜から「トナカブー」と呼ばれる様になりました。 マロンにとっては訳のわからん…クリスマスだったようです。

                2001,12/25


 
マロンと鳩ポッポ

ベランダの直ぐ前にある大きな樫の木…毎年、その木に卵を産みに来る鳩のご夫婦。
   
 最近、何時も、シッポをフリフリしながらジーとその木を見下ろしているマロン。

「何をみているんだろ〜」とマロンの視線の方向を見てみると、今年も来てたのです、鳩ポッポ達が・・・。
  
 まるでなつかしい友達に再会したかの様に「クンクン」いいながら、鳩ポッポ達を見守っていたマロン。
今年も卵を産んで、かわいい雛が孵ってほしいね、マロン!
2002年2月

”コロ”が星になりました
 
7月7日、仙台の実家の犬の”コロ”が星になりました。
9才でした。 

父が山に連れて行って下山中に行方不明になってしまい。
待っても〜帰って来なかったので、車まで戻ったら、
コロが、息も絶え絶えで横たわっていたそうです。

急いで病院へ連れて行き、駆けつけたお母さんの顔を見た後、安心したのでしょう。
意識が遠のき天国へ!

胃の内容物には、何時も食べているドッグフード以外の物が…?
下に落ちている物は食べない様に躾られていたコロ???
お医者さんは「おそらく、毒入りのシャケの切り身を誰かに与えられたのだろう」と…。
優しく、人を疑わない犬でしたから。

死を看取って欲しくて、這って車迄戻って来たのだと思います。
息をひきとった後、母の膝の上で穏やかな顔に戻ったと…。
我が家の子供達やマロンにも優しく〜相手してくれた犬でした。

優しい沢山の想い出をありがとうコロ!
 さようならコロ! 
  また、天国で…。

でも、何で生き物を殺す人がいるんだろう!?
残された家族の生きる力まで奪ってしまうのに…。

悲しみと悔しさの中の千葉一家でした。
  2002年7月8日

マロンと花見

大好きな城下町西条!…でも、ちょっと花粉が多い街
鼻をグズグズしながら、のんびり花見
可愛いと近づいて来る人達に、何故か「ワン」と威嚇するマロン。
でも、綱持って散歩してる時は、吠えません。
どうしてかなあ?…。


  
2003年4月

飼えなくてゴメンね!

 愛媛の土居に来て4年目、隣の新居浜にある聖子さんの母校、
桃山短期大学(既廃校)があった、広瀬公園に2人で散歩に行きました。
広瀬公園は旧家の史跡(国宝)でもあり、雰囲気のある素敵な公園でした。


 桜吹雪の中、公園の中にある池に浮かぶ、カモや白鳥?(何故かいた)を見ながら、のんびり歩いていた時、向こう岸を歩く犬を見つけました。
 だんだん近づいてくる、その犬は、
ラブラドール・レトリバー(ロシナンテの災難というTVドラマに主演してた犬種)+マロン(雑種!)÷2の様な風貌でした。

 
思わず近づいて行った私達を、そのワンちゃんは、逃げもせず、しっぽを振りながら、じっとこちらを見つめてお座りしてくれました。
 思ったより、顔がでかく、足が短かったワンちゃん、優しく、賢そうな目をしていて思わず撫てていました。とても人慣れして人を信じ切っている姿を見て、よほど可愛がられて育ったんだろうなと思いました。

 
でもよく見ると首輪がなく、足も悪そう
でした。そうな所をさすってあげると、気持ちよさそうにじっとしている。そして、暖かい躰。急に情が沸いてしまい…。
 そして、ずっとついて来る、その姿に「僕の飼い主になって」という心の声が聞こえてくるようで…。

 
でも、家にはマロンがいるので、2匹は無理。「ゴメンね、2匹は飼えないんだ」と…おそらく分かっているのでしょう。
 
それでも、ヨロヨロ歩いてついて来る姿に、切なくなって、お祈りしました
「神様、この子に飼い主を与えて下さい」…。
。・゚゚・(×_×)・゚゚・。

 
いよいよ車の所まで戻ってきてしまいました。頭を撫でながら一生懸命言いました「ゴメンね〜」と。その子は、お座りしてじっと聞いていました。

「全部分かってるよ。諦めている。それでも、ぼくの飼い主になって欲しかった」
と言う、とっても悲しい目をして、お座りして車が出て行くのをじっと見つめてくれました。

 
何故か、あのワンちゃんの躰の暖かさを忘れる事が出来ないのです…「今夜も、あの公園にいるのかなあ?」とついつい思い出してしまいます。  (・・;)
 どうして、あれほど人を信じている、優しい犬に、あんな悲しい目をさせなければならないのでしょうか?
 
前の飼い主は、きっと可愛がったのだと思います…それなら最後まで飼ってあげて欲しかった。
何か事情があったのだと思います…でも、あの子は今も、飼い主が帰って来るのを待っているのです。\(`0´)/

 犬を飼う事は、命を預かる事ですよね。寿命が尽きるまで飼っても、誰も褒めてはくれません。
ただ、飼い主の家族に優しい思い出が残るだけです。
でも、その優しい思い出は、心を豊かにしてくれる大切な〜思い出でなのではないでしょうか?

「神様、あの子に飼い主を与えて下さい」
と祈りつつ…。
                      
 2003年4月  

 
マロンの旅立ち

 長らく更新せずに申し訳ありませんでした…実は、昨年から9ヶ月間、マロンが闘病生活をしていたのです。

 突然襲ってきた白血病(犬なので正式には断定できないそうですが、それに近い病)との戦いでした。その9ヶ月間の闘病中…6度も奇跡の生還をしたのです。

 そして6月3日の朝、マロンが天国に旅立ちました。
12時40分、3回叫んで、心臓が止まりました。
家族の皆を起こし「慈しみ深き」を賛美中、鼻をピクピクさせて応えながら天国へ召されていきました。
優しい目をしていました。

4歳9ヶ月でした。

 マロンは学校で拾った犬でした。3匹捨てられていて、1番小さくて、震えていて(心臓が弱かったからかな?)、その晩中に死んでしまうと思って1晩保護してあげようと思って家族になった犬でした。

 マロンという家族が出来て、転校してきて学校に馴染めず、4ヶ月も熱が続いていた子供や、私も癒され…。
私が徹夜をすると、傍にいてくれ…。
家族がケンカをしてると仲裁に入り…。涙を流していると舐めてくれ…。

そんなマロンがいなくなる事など、全く考えもしなかった昨年の秋、突然調子を崩して、病院に行き、1ヶ月後にまた、調子を崩した時、今夜1日の命?と言われ、帰り道の海の所で、車から降りて泣きながら海を見せてあげました。

でも、この後、8ヶ月間、闘病をし続け、私達のもとにいてくれたのでしたた。

 1番頑張ったのは、マロンでした。金メダルですね!
お母さんも頑張りました…1日5回もおしっこに連れて行ってくれました。(勿論、家族も手伝いました)。お母さんは病院通いもしました。

 お父さんは、ご飯を食べられなかったマロンに、食べ物を調合して、ペーストづくりして、注射器の針をとって注射器であげました。(なるみは名人でした)。マロンは毎日、震えながら、そのペーストを頑張って飲みました…生きる為に。

 
召される2週間前から、よくお祈りのポ−ズをしてました。会堂に降りていって、お祈りのポ−ズで寝ていたり…。しんどかったから、静かな所に居たかったのかも知れないけど、今でも不思議です。

 最後の日、そのペーストも吐いてしまった時、ゆりかがアイデアをくれた特別バージョンのペーストをマロンは食べました(マロンは、嬉しかったのでしょう)。


 マロンの葬儀の時、子供達もイエス様を信じて、天国でマロンと合う決心をしました。そして、みんなで肩を抱き合って祈りました。家族の優しさを引き出してくれた犬でした。
 よく「頑張って、世話したね」と優しい言葉を頂きます…でも?頑張ったとは思えないんです。マロンがそれ以上のものを与えてくれていたのだと思います。

 
四国中央市三島の、磯崎動物病院(←クリック)の磯崎先生。本当にお世話になりました。先生の優しさのおかげで一生懸命看病が出来ました。また、磯崎先生を御紹介下さった重松先生もありがとうございました。心配下さって何度もお電話を頂きました。

 
マロンを愛して下さった方々にも感謝します。マロンは、家族の1員としての使命を果たし終えて天国に帰りました。私達は、マロンを忘れません。
 マロンも天国で私達の事を思い出していてね。また天国で…マロン


 お祈り下さった方々の上に、イエス様の祝福が豊かにありますように。
家族を失った悲しみは尽きないけど…今家族が1つになっています。
皆様の祝福を祈りつつ…。」

PS:
マロンが天国に帰って3日後、1人でいた時、ぷーんと、あの懐か しい、マロンのお○らの臭いがしてきて…。

その日は雨だったんだけど…5分後にお母さん帰ってきた時

雨の中、散歩に連れて行った時のマロンの臭い(雨に濡れた体臭)が、ドアを開けた時に迎えてくれたのだそうです。
 お別れして、天国に行ったのかな?

 最後まで優しい思い出を残してくれたマロンでした。


これで「マロン通信」はおしまいです…最後までお読み下さった方に…素敵な詩をご紹介します。
旅立つペットへの詩
「あなたの愛する人は此処に旅立ちます。」


                                    
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